Chiharu の日記

絵描き C/C++ プログラマーの日記です。

CLANNAD 〜読了

いや、まぁ。ずいぶんと前に読み終わっていたのですが、存在ごとすっかり忘れていました。
よかったです。ふつーに。10 代のころに読んでいたら、また印象がぜんぜん違ったのだと思います。
朋也と渚の関係とその家族と、うちの夫婦と両親同士の関係がよく似ていて、何といいますか、自分の過去克服したことを改めて見せ付けられているようで、まったく感情移入できませんでした。ありていに言えば、私の実家(両親離婚して元家族がちりぢりですので今はもうありません)は幸せとは縁遠い家庭でしたので。当時のことを今はもう多くは語らないですけれど、まぁ、何というか苦いだけのお話でした。
そういう私自身の個人的な都合との相性を除けば、とてもよく描かれた作品だったと思います。
ただ、このライターさんの作品に共通して言えることは、この人の作品における主人公はテーマであり、登場人物は、主人公すら例外でなく、それを引き立てるための脇役である、ということです。それが許容できるようであれば、この作品は良作と受け取れるものだと思います。私は良作だと思いました。
(追記)
―――あ。そうそう。第 2 子が誕生してます。女の子です。生まれて 4 ヶ月くらいになります。美人らしいです。私の妹も美人らしいので、そちらに似たようです。