ここへきて、とらドラ BD 発売決定とか！んー。去年 DVD 揃えたんですけど、突っ走ってしまいそうです。
よくアップコンバートするだけなら BD 出す意味ないとか言う人いますけれど、全然そんなことないですね。えーと、DVD って MPEG ノイズひどいと思うんです。マヂで。非ノイズ画像を SD 解像度で MPEG 圧縮して HD 解像度へ引き伸ばしたものと、非ノイズ画像を HD 解像度へ引き伸ばして MPEG 圧縮したものとを比較すると、ビットレートが面積比で同一なら後者のほうがキレイなはず。理屈としては。
ただ『引き伸ばす』という処理の難易度が、ここ数年上がっている気がします。俗に言う超解像のおかげで。再生機器によるアップコンバート技術が上がってきているので、コンテンツとしてアップコンバート済の映像をリリースするのが難しくなってきている、と。事前にアップコンバートが掛かっていると、再生機器によるアップコンバートは適用されず、しかし、再生機器によるアップコンバート技術は日々進化しています。
まとめると、アップコンバート済映像のリリースによる恩恵は概ね下記の感じになり…、
- SD 映像と比較して面積あたりのブロック ノイズが減る
- リリース時点での業務用アップコンバート技術が適用される（多分、民生機よりも高品質）
欠点は下記の感じになる…、と。
- リリース後、再生機器のアップコンバート技術が著しく向上した場合、アップコンバート済映像が見劣りする
うん。アップコンバートであっても BD でリリースすべきでしょ！
ただ、コンテンツとしてそのままというよりは、オーディオ コメンタリー付けるなど、工夫がほしい気はします。てか、オーディオ コメンタリーは欲しいです。化物語 BD でそのインパクトに衝撃を受けた身としては。
