Chiharu の日記

絵描き C/C++ プログラマーの日記です。

ヴァリマール制作日記~スプレー塗装

最初に断っておくと、私はプラモデル塗装の素人です。そのため、今回のヴァリマールは定石通りの塗装ではなく、できる限り簡単で工程の少ない「ランナー塗装してから組み立てる」方法を採用します。ゲート跡は処理しませんし、合わせ目も消しません。表面処理もしませんし、モールドの彫り直しもしません。ただ「塗ってないよりマシだよね」という「そこそこの品質」を目指します。

まず成形色のウェルドラインを消すため、シルバーとガンメタのスプレーを吹きます。塗装対象は ABS パーツ以外のすべてのランナーです。

塗料はタミヤの「シルバーリーフ TS-30」と「ガンメタル TS-38」を選びました。シルバーリーフは成形色と比べて幾分明るい色ですが、劇中のヴァリマールの色味はそれくらい明るい印象です。また、いくらか塗分け箇所があるため、マスキングテープも揃えました。

最初にシルバーを吹きます。この際、キットの一部塗装済み箇所を活かすため、スプレー前にランナーをマスキングします。

シルバーリーフを吹いてマスキングテープを剥いだものが下記です。ウェブ記事をいろいろ調べて 3 回吹きしてます。1 回目と 2 回目は薄く吹いて、3 回目にたっぷり吹くという工程です。素人の仕業ですので完ぺきではありませんが、ウェルドラインが気にならない程度にはキラキラした塗面を実現できたと思います。

次いでガンメタを吹きます。先ほどと同様に、キットの塗装済み箇所を活かすためにマスキングします。また、背面の翼の塗分けのためにシルバーのランナーをマスキングします。ガンメタを吹く必要のないパーツについては、あらかじめランナーから切り離しておきます。すべてをマスキングするのは骨が折れますので、可能な限り手間を減らします。

ガンメタを吹いてマスキングテープを剥いだものが下記です。マスキングの角が多少はみ出してますが、目立つものではありませんので、これで良しとします。素人が完璧を目指してもおそらくドツボにはまるだけ。目指すのは「ほどほどの品質」です。身の程を弁えて進みましょう :-)

このほか、H ランナーの袖パーツをガンメタに塗装することと、下記のパーツ類の塗分けもまた実施しました。写真は既にゴールドの塗装がされてますが、これは後工程の塗装後に不足に気づいて対応したためにそうなっています。本来はゴールドの塗装前にスプレー塗装すべきものですので、このタイミングで提示しています。

補足として、H ランナーの肩パーツをガンメタに塗装すると劇中準拠となります。私はパッケージ背面の完成画像を重視してシルバーのままとしましたが、そこはお好みで色を変えても良いところだと思います。

以上でスプレー塗装は完了です。この次は、ゴールドの塗装…の前にスミ入れです。

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