Chiharu の日記

絵描き C/C++ プログラマーの日記です。

かんなぎ作者 〜大丈夫かなぁ

「かんなぎ」無期限休載の背景に「怒りのオタクが抗議」説
これ本当だとしたら、実力行使した人はちょっとやり過ぎだと思いますよ。私もファンなんですが、この件で作者を非難する気持ちにはなれないですね。
かんなぎ」の作者はアンソロジー本の頃から注目してたんですけど、初の連載でこの騒動だと、もしかすると立ち直れなくなるかもしれないと心配してます。センスある作品を世に出せる数少ない貴重な作家だと思ってます。どうか気を落とさないで欲しいと願います。こうした激しい抗議活動も愛されていればこそだと感じる度量を…、ってのを今の作者に求めるのも難しいでしょうね。まだ作家として駆け出しですし。この記事が本当なら当人ショック大きいと思いますよ。しばらく何もできないんじゃないでしょうか。ご飯はちゃんとのど通ってるだろうか。出版社もちゃんと作家をまもってあげなよー。
私は 2ch は見るだけで書くことは一切しませんが、紅刻の唄のリリース後、2ch での叩かれようを目の当たりにしたときは、さすがにちょっと凹みましたし。注目されると言うことはそういうことだと覚悟はしていましたが、こういうのは慣れるまで時間がかかりますね。最終的には達観するんですけど。そうするしかないので。
これは個人的に感じていることですが、「かんなぎ」からは「ぼくのマリー」と似たような空気を感じてます。初めて持った連載に手持ちのすべてを投入している感じ。一般的な男性向け漫画にありがちな男性のための女性像でなく、肝心なところで男性をつきはなすちょっと人間くさい女性像が特徴的だと感じています。処女がどうだと騒ぐ人もいるようですが、私はむしろこういうところにも作品の良さを感じていただけに、今回の騒動と現状は残念でなりません。作品批判は大いに結構だと思いますが、実力行使の抗議活動はただの嫌がらせです。
長くなりましたが、Chiharu は「かんなぎ」を夫婦で応援してます。作者さん、くじけないで。
あー。仕事の締め切りせまるよー!!(心の叫び)