Chiharu の日記

絵描き C/C++ プログラマーの日記です。

ヴァリマール制作日記~スミ入れ

エングレービングのゴールドを塗装する前にスミ入れをします。

塗料はタミヤのスミ入れ塗料のグレイとブラック、はみ出し個所を拭き取るためのエナメル溶剤です。本当はグレイでなくてダークグレイが欲しかったのですが、市場在庫を見つけることができず、「調色すれば良いか」と割り切って購入したものでした。

シルバーのランナーには、スミ入れ塗料のグレイとブラックを調色皿で 4:1 の割合で混ぜて、面相筆を使って墨入れしました。ガンメタのランナーにはブラックです。スミ入れ塗料を使う際は、塗料瓶をよく振って内容物の沈殿を解消しておくのが大事です。それをせずに上澄み液を使ってしまうと、うっすーい色となってしまって、期待する結果を得られません。私も事前に思いっきり振ってから塗装を始めました。

実際の塗装は、教科書通りに毛細管現象を利用して、塗料をモールドに流し込む要領で実施しました。フェイスパーツなどモールドが深い箇所は一度の塗布でスミが一気に入って面白いです。はみ出した箇所はエナメル溶剤を染み込ませた綿棒でそっと拭き取りました。

スミ入れした結果が下記です。スミ入れは濃くなりすぎない程度に抑えるのが良いと思います。モールドを強調するための作業ではあるのですが、ほどほどに抑える方が組みあがった際にスケール感が出るように思います、たぶん。

余談ですが、実は今回の作業のために、スミ入れ用のガンダムマーカーを一式を買い揃えていました。しかし、それらは全て素組み専用で、重ね塗りすると前回塗装したシルバーとガンメタのラッカー塗料を溶かしてしまうものだったので、今回は使わず仕舞いとなりました。ちょっと高い勉強代でしたが、事前に気づいて良かったと思います。塗料の素性で気になることがあったら、ランナーで試し塗りしてみるのが大事ですね。

以上でスミ入れは完了です。この次は、今度こそゴールドの塗装です。

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